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旧横浜市震災記念館( 旧所在地:横浜市)
Former Yokohama City Earthquake Memorial Museum ( former location : Yokosuka City)



1923年(大正12)
9月1日、関東大震災。(当時の)横浜市では1万6千棟が全壊、直後に発生した火災のために大きな被害を受け、市内で26,623人が亡くなった。

1924年(大正13)
震災の教訓を伝えるために震災記念館を開館。ただし公共施設の移転のため翌年移転した。その2代目の記念館も学校移転に際し1927年に閉鎖。

1928年(昭和3)
3代目の震災記念館として鉄筋コンクリート造2階建ての記念館が建てられた。(これがポップアップカードの建物)

1942年(昭和17)
金属回収令(1941)により、金属品を供出する事になり一時休館。その後、横浜市民博物館と改組して再開館した。

1944年(昭和19)〜
空襲の激化により休館。

1945年(昭和20)
空襲で焼け出された市議会がここに移転し、博物館は自然消滅した。
戦後は、大学の研究所や動物園の事務所、市の機関が利用した。

1964年(昭和39)
結婚式場「老松会館」として開館。1991年まで使われた。

1994年(平成6)頃
解体された。


【関連ブログ】
 「横浜市震災記念館」 (2025-03-14)




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(2025-03-20) 写真のみ公開