1910年(明治43)
陸軍第十七師団の将校クラブ、偕行社として建設。設計者不明。
1925年(大正14)
第一次大戦後の軍縮の流れと、1923年の関東大震災の復興費用捻出のため第十七師団が廃止された。(他に第十三・十五・十八師団も廃止。)しかし司令部や陸軍病院、憲兵分隊、偕行社、練兵場などの設備の多くはそのまま維持されていた。
1945年(昭和20)
旧陸軍練兵場とともに、進駐軍に接収される。
1950年(昭和25)
労働基準監督署の庁舎として使用される。(〜昭和42年)
1968年(昭和43)
元の場所から100m西に移築され、スポーツ団体の合宿所となるが、老朽化と利用者減少により、1978年(昭和53)に閉鎖。
1990年(平成2)
保存・再生の改修が行われ、岡山県総合グラウンドクラブとして活用。
2003年(平成15)
体育館新築のため、さらに西へ100m移築される。