ノヴゴロド・クレムリ
(スパスカヤ塔のページに説明あり)の内側にある教会です。ロシア語表記は
Церковь Покрова Пресвятой Богородицы (Великий Новгород) 。要塞の壁に接して建てられており,壁面の外側にはポクロフスカヤ塔が建っています。
「ポクロフスカヤ聖堂」は日本語だと「生神女庇護聖堂」(しょうしんじょひごせいどう)と訳される聖堂です。「ポクロフスキー聖堂」「ポクロフ聖堂」などと呼ばれる場合もあります。
この教会が記録に出てくるのは14世紀ですが当時は木造教会でした。17世紀に再建されたものが、現在の聖堂の原形のようです。その後補修や改装がされています。18世紀にはポクロフスカヤ塔が刑務所となったので,刑務所教会として使われました。大祖国戦争(第二次大戦のうちナチス・ドイツとの戦争を指すロシア側の呼び方)中に被害を受け,1960年代に修復されています。