1930年(昭和5)
岩手県是製糸株式会社、高田工場の事務所として建設。地元と片倉製糸紡績の共同出資により設立された会社であった。国の方針を「国是」というが、県の方針として推進したので「県是」という名前がつけられた。
1940年(昭和15)
合併により、片倉製糸紡績株式会社高田工場となる。
1962年(昭和37)
酔仙酒造が建物を取得。以後、酒造会社として活用。
1999年(平成11)
国の登録有形文化財に登録される。
2011年(平成23)
東日本大震災の津波により破損・流失。酔仙酒造は他社の蔵を借り、半年後には醸造を開始した。
翌年2012年には大船渡市に新工場を建設し、自社での仕込みを再開している。