1923年(大正12)
9月1日、関東大震災。田浦町では全壊468戸、半壊1315戸の被害を受けた。地震前の戸数は3616戸だったのでほぼ半数が全半壊。役場も倒壊した。
1925年(大正15)
田浦町役場12月半ばに竣工、28日に移転した。(移転時には元号が大正から昭和に変わっていた。)
鉄筋コンクリート造2階建で、1階には事務室、2階には会議室があった。
1933年(昭和8)
田浦町が横須賀市と合併。旧町役場は田浦出張所となる。1985年まで田浦支所として利用された。
なお、時期は不明だが改修を受けアルミサッシに替えられた。
1986年(昭和61)〜
学童保育施設等として利用された。
2008年(平成20)
空き家となった。2025年現在建物は残っているが、特に利用する予定はないようだ。
【関連ブログ】
「
神奈川県の建築(関東大震災後)」
(2025-03-20)