1928年(昭和3)
御大典記念事業として市庁舎と議事堂を建設することが決まった。設計は武田五一に依頼。
1930年(昭和5)
市庁舎竣工。木造二階建(一部平家)。渡り廊下で市議会議事堂と接続されていた。
1945年(昭和20)
8月8日の福山空襲で市街地の8割が焼失し、市庁舎も全焼した。(隣接していた議事堂は延焼をまぬがれた。)
市役所は、福山市公会堂で業務を継続した。終戦後、焼け跡の基礎の上にバラック建ての市役所庁舎を建設し、12月に完成した。
なお、戸籍簿のほとんどが焼失したため、その再製に10年近くの年月を要したという。
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「
福山市と武田五一」
(2025-07-05)