1928年(昭和3)
御大典記念事業として市庁舎と議事堂を建設することが決まった。設計は武田五一に依頼。
1930年(昭和5)
福山市議会議事堂が竣工し、7月17日に新議事堂で初めての市会が開催された。木造3階建。左側の平屋部分で市役所庁舎と接続されていた。
1945年(昭和20)
8月8日の福山空襲で隣接している市庁舎が焼失したが、議事堂は延焼をまぬがれた。警察署が焼失したので以後臨時警察署となる。
1946年(昭和21)
米軍に代わって進駐したオーストラリア軍が接収。1948年12月付けで解除された。
1959年(昭和34)
新議事堂が完成。3月から新議事堂を使用する。
1960年(昭和35)
旧議事堂を改修し、中央公民館として利用し始める
1966年(昭和41)
市民会館が竣工し、その中に中央公民館が移転した。
おそらくその後旧建物は解体されたのだろうと思うが、記録を見つけられなかった。
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「
福山市と武田五一」
(2025-07-05)