1922年(大正12)
広島合同貯蓄銀行開業。(県内銀行が合同出資して設立された。)
1937年(昭和7)
本店を新築して移転(これがポップアップカードの建物)。設計は呉市の建築家・豊田勉之(べんじ)(1891-1959)
1945年(昭和20)
4月、合併により芸備銀行が発足。この建物は芸備銀行下柳支店となる。
6月、支店統廃合のため廃止。建物は広島東警察署庁舎として貸与。
8月6日、原子爆弾投下(爆心地から1.2km)。窓や天井が破壊され火災が発生したが、消火して全焼を免れた。大勢の避難者が詰めかけ、負傷者の救護所となった。また翌日から8月20日まで、臨時の県庁となった。
1950年(昭和35)
広島銀行に返還され、銀山町支店として利用された。
1988年(昭和63)
建て替えのため解体。玄関部分がモニュメントとして保存された。