1930年(昭和5)
1929年に7町村が広島市に編入され、水道の給水能力を高める必要が出たので、広島市水道第3期拡張工事を開始した。
1932年(昭和7)
送水ポンプ室竣工。広島市西部の己斐・草津地区に給水するための施設。
1935年(昭和10)
ポンプ室の上の丘に、己斐調整場が完成。牛田水源地からの水をポンプで調整場に揚げ、そこから給水した。(この年、第3期拡張工事完了。)
1945年(昭和20)
8月6日の原爆により被災。爆心地から約2.3km。
1949年(昭和24)
ポンプ室を修復。
1969年(昭和44)
緑井浄水場が完成し、己斐配水池に水を送るようになった。おそらくこの時にポンプ室は稼働停止したのではないかと推測する。(今は稼働していないことは市の公式サイト等に書かれているが、いつ稼働を止めたのか記録を見つけられなかったので、間違っているかもしれない。)
現在、ポンプ室は広島市の被爆建物のリストに掲載されている。