９世紀にヴァイキングが移住してきたのがアイスランドの国の興りである。ノルウェーの圧政から逃れてきた彼らは、930年に議会「アルシング」を設立した。これは世界最古の民主議会といわれている。
しかし13世紀以降はノルウェーやデンマークの支配下にあり、アルシングは事実上機能を停止した。
19世紀半ばには独立志向が高まり、アルシングは復活する。
この議事堂は1881年に完成した建物である。石工が地元の火山岩を整形し積み重ねて建造したそうだ。国会議事堂は現在もアルシングと呼ばれている。
一時期は、国立図書館や国立美術館が併設されていたときもあった。また、1911年から1940年まではアイスランド大学が１階を使っていた。
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（2023-04-23）
