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「太っちょマルガレータ」とスール・ランナ門(タリン)
"Fat Margaret" Tower and the Great Coastal Gate (Tallinn)



町の北側(港に面した方)の重要な出入り口を守るため、1530年に建てられた砲塔が「太っちょマルガレータ」である。直径24mで壁の厚さは4.7mある。
その横にはスール・ランナ門があるので、一緒に作成した。門の名前はエストニア語で Suure Rannavärava eesvärav と呼ばれているものを強引にカタカナに当てはめたものだが、元の語は「海沿いの大門」という意味だそうだ。16世紀頃には門から海岸までの距離は100mくらいだったのだ。
砲塔は後に倉庫や兵舎、監獄としても使われた。監獄時代に囚人の食事を世話する女性がマルガレータで、その名前から塔の愛称になったのではないかと言われている。この愛称は19世紀になってからのものだ。
塔はロシア革命の際に火災に遭い廃虚になったが、後に修復されて1981年からエストニア海洋博物館となっている。
屋上は現在は広場になっていてカフェが設置されているが、以前はなだらかな円錐形の屋根が掛けられていたようだ。


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