ハンザ都市として繁栄したリューベックは、17〜18世紀には防御のため、壁や要塞で街を守り、北のブルク門、南のミューレン門、西のホルステン門の3ヶ所だけを出入り口としていた。このホルステン門は1478年に建設された。外敵の攻撃に備えて外側(西)の壁の厚さを3m以上にしてある。内側の厚さは1mほどである。地盤が弱かったこともあり、重さで西に傾いたと言われている。
ホルステン門の左右に連ねて要塞が築かれていたが、19世紀初めに撤去された。
現在は内部に歴史博物館がある。
【関連ブログ記事】
「
ポップアップカード:リューベックの建築(2)」
(2022-11-04)