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アルカサル・デ・コロン(サントドミンゴ)
Alcázar de Colón (Santo Domingo)



1492年12月5日、クリストファー・コロンブスは現在のイスパニョーラ島に到着した。コロンブスの弟バルトロメが1496年にオサマ川の東に町を造ったのが、現在のサントドミンゴの始まりである。(ただし、町は1502年にオサマ川の西側に移動している。)
1509年にコロンブスの長男ディエゴ・コロンが植民地総督として着任した。彼の住居として、1510年から4年間かけて建てられたのがこの建物である。おそらく1570年代頃まで、コロンブス一族が居住していた。
1586年、イギリスの海賊ドレークに占領・略奪され所有権の訴訟もあったようだが、サントドミンゴが衰退してからは18世紀半ばに放棄され廃虚となっていた。1955年から修復され、現在は博物館として使われている。


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