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旧端野中央産業組合倉庫(北見市)
Former the warehouse of Tanno Chuoh Agricultural Association (Kitami City)



タイトルが長くなるので一つの名前しか書かなかったが、右側の倉庫の壁には「端野中央産業組合」、左側の倉庫の壁には「端野村産業組合」の文字があるので、正確には片方は「端野村産業組合倉庫」ということになる。
建築年の資料は見つけられなかったが、組合の設立年から考えると2棟の建てられた時期は異なるはずだ。

1921年(大正10)
野付牛町から分村し端野村となる。端野中央産業組合設立。(地区ごとの組合を統一した)

1932年(昭和7)
産業組合倉庫(90坪)竣工。(向って右側の倉庫)

1934年(昭和9)
3つの組合が合併し端野村産業組合設立。

1934年(昭和9)以降
左側の倉庫は端野村産業組合設立の1934年以後に建築されたのであろう。

1944年(昭和19)
農業団体法88条により産業組合に解散命令が出される。その後端野村農業会が設立された。

1948年(昭和23)
端野村農業組合設立。倉庫は農協倉庫として使われる。

1961年(昭和36)
端野村が端野町となる。

1970年代以降
米の生産調整が始まり、倉庫の役割は小さくなっていった。

2005年(平成17)
倉庫周辺が石倉公園として整備される。

2006年(平成18)
2月に右側の倉庫が端野石倉交流センターとして開館した。
端野町は合併により北見市となる






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(2024-12-28) 型紙公開