1931年(昭和6)
五臓圓ビル竣工。設計・施工は新(あたらし)工務所。
1階が薬局、2階が従業員宿舎、3階がレストランとして使われた。
1943年(昭和18)
9月10日、鳥取地震発生。鳥取市中心部の木造家屋はほぼすべて倒壊してしまったが、五臓圓ビルは持ちこたえた。
1952年(昭和27)
4月17日、鳥取大火。内装は焼けてしまったが、外壁は残った。
2010年(平成22)
国の登録有形文化財に登録される。現存する市内最古の鉄筋コンクリートビル。
耐震・改修工事に着手し、翌年完成。この改修の為の調査で図面が見つかり、以前は不明だった設計者も明らかとなった。