1880年(明治13)
松江警察署竣工。明治8年に警察署が発足してから県庁内に警察署が置かれていたので、これが初代の庁舎となる。
1917年(大正6)
松江警察署の新庁舎が建設される。もとの建物は移築され、幼稚園の園舎として利用される。このときは塔屋はなくなった。
1929年(昭和4)
幼稚園が移転。
戦時中
建物を線香工場が利用。のちに増築される。
2005年 (平成17) 頃
線香工場の稼働が終了する。建物の由来については知られなくなっていた。
2014年(平成24)
建物が売却され、解体工事が始まる。その時の調査で、実は初代の警察署の建物であったことが判明。市は解体し記録のみ保存との方向だったが、保存の要望書が出される。
(現在建物は解体されて部材が保存されていますが、将来的には建物を復元して活用していきたいようです。まだ場所などの具体的な計画は決まっていないようですが。)