1908年(明治41)
三菱合資会社唐津出張所として建築。三菱丸ノ内建築事務所の設計。
1918年(大正7)
三菱商事株式会社唐津支店となる。1924年からは三菱鉱業唐津出張所として利用。唐津の炭田産業の中心的な役割を果たす。
1934年(昭和9)
三菱が撤退。以後、唐津海員学校校舎,唐津海上保安部庁舎(1951〜1972)などに利用。
1978年(昭和53)
三菱商事から唐津市に寄贈。唐津市民俗資料館として復元工事を行い、翌年開館。
1980年(昭和55)
佐賀県指定重要文化財。
2003年(平成15)
建物の傷みがあり、この年から休館中。年に数日、イベントなどで限定公開されることがある。
2022年(令和4)
唐津市が建物を現在地で補修する方針を出した。計画では調査や設計に数年、実際の工事は2025年〜2029年の見通しのようだ。