ウクライナ北部にあるチェルニーヒウは、11~13世紀にキエフ大公国の分国であるチェルニーヒウ公国の中央都市として栄えたところである。ボリス・フリブ大聖堂は12世紀に建てられた。
1239年のモンゴルの侵攻により教会は破壊され、公国も滅亡した。その後17世紀に再建され、19世紀にも増改築がされている。
第2次世界大戦でも損害を受け、1952年から58年に再建された。
教会を含む地域は国立建築歴史保護区として管理されている。
2022年2月、ロシア軍が一時チェルニーヒウにも進攻し砲撃を受けた。ただ、建物の被害については私は把握できていない。
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(2022-05-03)