ノヴゴロド・クレムリ
(スパスカヤ塔のページに説明あり)から東に1kmほどの場所にあるロシア正教会の教会です。(現在は博物館となっているそうです。)教会名はロシア語の音を写したものですが、日本語にすると「救世主顕栄教会」と訳されるようです。ロシア語表記は
Церковь Спаса Преображения на Ильине улице です。
現在の建物は1347年にイリーナ通りの住民によって建てられたものです。その外壁には浮き彫りが施されています。
また、1378年にフェオファン・グレク(
Феофан Грек)が描いた内部のフレスコ画でも有名だそうです。フェオファンは東ローマからロシアに移り住んだギリシャ人で,ロシアにおいて偉大なイコン画家の一人とされています。
1992年に「ノヴゴロドの文化財とその周辺地区」として世界遺産に登録されました。