マドリードの西方にある都市アビラには11世紀末頃(あるいは12世紀)から建造され始めた城壁があり、城壁内の区域と城壁周辺の教会が1995年に「アビラ旧市街と市壁外の教会」として世界遺産に登録された。
アビラ大聖堂は城壁の東側に接しており、教会と城壁両方の役割を果たしている。
教会の建造が始まったのは12世紀といわれているが異説もある。300年以上かけて建設が進められ15世紀には概ね完成したが、その後も改修が加えられた。
計画では左右に双塔が建つ予定だったが、向って右側の塔は完成しなかったため、正面から見た姿は左右非対称である。
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「
アビラ旧市街と教会」
(2025-11-02)