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独立の家博物館(アスンシオン)
The House of Independence Museum [Casa de la Independencia Museum] (Asunción)



19世紀になると、スペイン領アメリカとポルトガル領ブラジルで独立の機運が高まってきた。
パラグアイは、ブエノスアイレスを中心とするラプラタ副王領に属していた。1810年、ブエノスアイレス市民はスペインからの独立を宣言し、副王領の各地の代表を招集した。しかしパラグアイはこれを拒否したのだ。
翌年ブエノスアイレスは武力でパラグアイの併合を計画するが失敗した。
アスンシオンの中心部にある一軒家に(後に初代パラグアイ元首になる)ホセ・ガスパル・ロドリゲス・デ・フランシアをはじめとする人々が集り、独立のための会合を持った。
1811年5月15日、彼らはスペインからの独立を宣言した。
独立の準備に使われたこのこの家は、「独立の家」と呼ばれるようになり、現在は博物館として公開されている。


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(2025-10-29) 写真のみ公開