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旧上田街学校(旧所在地:上田市)
Former Uedamachi Elementary School (Former location : Ueda City)



1873年(明治6)
上田街学校開校。藩校の伝統を受けつぐ松平学校に対し、平民の子弟の教育の場として開校した。当初は本陽寺を仮校舎としていた。

1878年(明治11)
明治天皇の北陸巡幸にあたって、上田が宿泊地となっていた。宿泊地となる適当な建物がなかったため、校舎を建設してそれを行在所とした。9月7日、明治天皇一行が宿泊。11月に開校式を行なった。

1886年(明治19)
町内の4校を合併し、上田学校とする。上田街学校の校舎は上田分教場となる。

1889年(明治22)
上田尋常小学校に改称され、上田分教場女子部となる。

1895年(昭和48)
上田尋常高等小学校に改称。

1898年(明治31)
3月27日夜、火災により上田分教場女子部焼失。校長の久米由太郎は数日後に自決してしまう。


【関連ブログ記事】
 「旧上田街学校(1)」 (2020-12-28)
 「旧上田街学校(2)〜久米由太郎のこと」 (2020-12-28)
 「長野県の建築のポップアップカード」 (2021-03-19)


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「上田市史・下巻」(藤澤直枝著・上田市編・1940年)より




(2021-03-22) 作品写真のみ公開