スペインの植民地時代に建てられたカトリック教会。現存するフィリピン最古の石造教会だという。
聖堂は1586年に着工し1607年に竣工した。
もとはこの聖堂には左右に鐘楼があったが、1880年7月の地震で、向かって左側の鐘楼に亀裂が入ってしまい,後に撤去されて現在はその基部だけが残っている。
第2次世界大戦中は、日本軍がここを強制収容所として使ったこともある。隣接した修道院は戦時中に完全に破壊され、教会も屋根が壊れたが教会の構造自体は無事だった。
1993年に他の教会とともに「フィリピンのバロック様式教会群」として世界遺産に登録された。
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(2023-12-25)