フランス領コートジボアールの首都だったグランド・バッサムは1900年に首都ではなくなったが、その後もしばらくは重要な港として栄えた。
最初の灯台は、埠頭に立てられた金属製の塔に灯をつけたものだったが(1901年〜)、1913年にこの灯台の建設を始め、1914年に完成し翌年初点灯した。灯台が海岸から少し離れた場所にあるのは、標高50mの丘の上を建築場所に選んだためだと思われる。
1951年にアビジャンに灯台が建設され、この灯台は使われなくなったので、実際に点灯していたのは36年間ほどであった。
2012年にこの灯台も含めて、グラン・バッサムが世界遺産に登録された。
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グラン・バッサムの歴史都市」
(2025-03-05)