前回のポップアップカード(写真)でモデルにした旧畑山発電所は、1923年(大正12)に安喜水力電気株式会社によってつくられたものである。

安喜水力電気は、1911年(明治44)5月に許可を受け発足した電力会社である。
最初に作られたのは130kwの名村川発電所で、1913年(大正2)に電力供給が開始された。
前回のポップアップカード(写真)でモデルにした旧畑山発電所は、1923年(大正12)に安喜水力電気株式会社によってつくられたものである。
安喜水力電気は、1911年(明治44)5月に許可を受け発足した電力会社である。
最初に作られたのは130kwの名村川発電所で、1913年(大正2)に電力供給が開始された。
高知県安芸市に旧畑山発電所の遺構がある。発電所自体は1973年に廃止され、そのままになっているようだ。2018年頃の大雨で屋根の崩落が進んでいるというネット上の情報を見たが、詳細は調べられなかった。
この写真は、2013年に作った旧畑山発電所のポップアップカード。この時は写真だけ掲載して型紙公開はしなかった。
当時はできるだけA5サイズのケント紙1枚に収めようという意識が強かったので、写真のように庇部分を切り起こして制作していた。
続きを読む →アゼルバイジャンのバクー周辺、アブシェロン半島には、12~14世紀頃に防衛施設として塔や砦が数多く建造された。
その中の一つに、マルダカン塔がある。こんな形をしている。
実はマルダカンには塔が二つあり、一方は円形、もう一方は四角形なので、こちらをマルダカン円塔(Dairəvi Mərdəkan qalası)と呼んで区別をしている。
13世紀に建てられた高さ16mの塔だが、周囲を城壁が囲んでいて、塔と城壁の間のスペースは案外狭い。
これをポップアップカードにしようと思う。
続きを読む →2021年ですが、1月1日・2日と具合が悪くてダウンしていたという文字通りの寝正月でした。今後が思いやられます。では今年の初記事です。
アゼルバイジャン共和国の首都バクーには、城壁で囲まれた旧市街があり、世界遺産にも指定されている。世界遺産名は日本語で書くと「城壁都市バクー、シルヴァンシャー宮殿、及び乙女の塔」と長いのだが。
その旧市街の東側に、グズ・ガラスゥという塔がある。「乙女の塔」と訳されている。位置的に、この塔も城壁の一部をなしていたのだろう。
今回はこの塔をポップアップカードにしてみた。