ノイ・ゴンブズ・モスクのポップアップカード
昨日写真をアップしたノイ・ゴンブズ・モスクだが、9つのドームが並んでいるという雰囲気が感じられないので、作り直してみた。
(ところで、カタカナ表記だと「ノイ・ゴンブズ・モスジッド」の方がいいような気もするなあ?)
3×3に並んだドームの全てを作るのはやりたくないが、建物の半分を表現すれば、並んだドームの雰囲気は伝わるだろう。というわけで型紙のデータを変更、奥行きをぐっと伸ばして、1列目のドームの後ろ側に空間を作った。
ここに2列目のドームを組み立てる。正確には、2列目のドームは手前の半分だけだが。
別のケント紙から、こんなパーツを切り抜いた。
1枚目の写真のドームは手前側の半分しかないので、裏側の残り半分と2列目のドームの半分を作る。
単にドームを作っただけでは、開閉と連動して動かないので、ベース部分と連結するためにパーツの足を伸ばしている。
それぞれのパーツを接着してこんな形にした。
これを最初の型紙と接着すれば、ドームが並んだ形になる。
パーツの接着は木工用ボンド。
ところで、先日ホームセンターで黄緑のボトルを見かけて思わず買ってしまったのだが、「木工用・多用途」とある。「木・革・布・紙同士」に加えて、「(片方が)塩ビ・金属にも」使えるらしい。
ラベルを見ると成分が違う。
木工用(黄色ボトル) 成分:酢酸ビニル樹脂(41%)水(59%)
多用途(黄緑ボトル) 成分:エチレン・酢酸ビニル樹脂(56%)水(44%)
細かいパーツ接着に木工用ボンドを使う時は、いつも紙の上にちょっと出しておいて、つまようじを使って塗っていくんだけど。多用途の方が水分が少ないから、出しておいたものが紙の上で乾くのが早かった。
でも、私は基本的には紙同士の接着しかしないので、使う意味はないのかな?
水分が少ないと、シワになりにくかったりするのかなあ? 広い面積にはまだ使っていないので、またいろいろ試してみよう。
パーツと本体との接着。
立体の状態ではうまく接着できないので、折り畳んだものをまた平らに戻して、位置を合わせて接着する。紙の厚みがあるから、なかなか収まらない。
接着が終わったので、また折り畳む。なんか、これできちんと畳めるんだろうか。畳んでも、手を離すとこれくらい開いちゃうよ。
90°に開いた状態にしたら、まあなんとか…形になったみたいだ。
裏側にカバーの紙を貼った。手前のドームの中央に入っているパーツが左右に伸びている足で地面に繋がっていて、これでドームがきちんと起き上がる…はず。
パーツの足があまり太くないのは、正面から見た時に色画用紙が見えるようにしたいから。でもその分強度が足りないかもしれない。
というわけで、最後は動画で確認して下さい。
…起きることは起きるが、1列目のドームが完全には起き上がっていないなあ。ちょっと前に傾いている。
ケント紙が硬過ぎるのか。ドーム部分だけ、もっと折り目に点線状の切込みを入れて、弱くした方がいいかな。
あと、少しだけ内側のパーツの足を太くした方がいいかもしれない。あるいは二重にして補強するか。
いや、内側の支えのパーツだけ茶色の紙で作るって方法もあるか。そうすれば中央を切り抜かないで大きなパーツにしても、正面から見たら中は茶色に見えるな。その方がいいかもしれない。
(…いろいろ書いたけど、同じものはもう作りたくないですよ。別の製作に生かします。)
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