トリケラトプスのポップアップカード

グリーティングカードに新しい分野を追加した。「絶滅した動物」という名前のカテゴリーを作り、その第1作としてトリケラトプスを作ることにした。

作り方はメインサイトの方に掲載したので、ブログの方は、完成するまでの経過を書くことにする。

恐竜のポップアップカードを作る時に思ったのは、ボリューム感を出したいということ。
畳むので手足などが平面になってしまうのは仕方ないが、せめて胴体は立体的にしたかった。

内側に支えを入れてやれば胴体の幅を広く見せることが出来るので、まずは作ってみた。
最初の試作。(バージョンの数字は、自分のメモとして適当に付けてるだけ。公開時に1.0とする。)

背中とかに隙間は多いものの、基本的な形はこれでいけそうと思ったのだけれど。

でもいいと思ったのは横から見た時だけで、前から見るとちょっと顔がつぶれてませんか、これ。
せめてフリルはもう少し広げたいのだけれど。

それから、もっとおかしな部分に気付いた。口が変だ。これは是非直したい。

そこで改良。(ver.0.95となっているのは、次に作るのは1.0だという願望なだけ。実際にはそうはならない)

まず、顔の部分のパーツを変える。あごの下にも紙をつけて、口が裂けて見えないようにした。(別の画用紙を使ったので、前と少し色が違う。)

それから、内側の支え部分を写真のような形に改良した。開くと、矢印部分がトリケラトプスのフリルを押し広げるのだ。

背中の隙間が直ってないのはまた直すとして、フリルの広がりはこれでいいと思う。

口もちょっとかわいい感じになったでしょ。

しかし…。このツノはダメだなあ。内側に向きすぎてるよ。
カードを開いた時に、もっとツノが外側を向くようにしたいのだ。

ツノの作り方を変えて、左右をつなげることにした。

これで、開いた時にはツノが左右に広がる。

あとは、背中から腰の段差が大きすぎるところを直そう。
…と、開閉をしていたら、フリルを広げる突起が気になった。

最初からこれが見えることは想定していて、上に色画用紙を貼るようにしたのだが、開閉すると突起の下の面も案外見えてしまうので白い部分が気になったのだ。
突起に貼り付ける色画用紙も改善する。

ということを繰り返して、メインサイトに掲載するところまで来た。

組立手順を作るのは面倒くさかったけど、せっかく作ったので、よろしかったら型紙をお試しいただければありがたい。

メインサイト トリケラトプス

カテゴリー名を「恐竜」としなかったのは、新生代の生物も制作の対象にしたいと思っているから。といっても次作がいつになるかは分からないけれど。