「60のドームを持つモスク」

バングラデシュの世界遺産、「バゲルハットのモスク都市」にある建物の中で最大のモスクがシャイト・ゴンブズ・モスク(Shait Gumbad Masjid)だ。カタカナ表記は一定していなくて、講談社発行の「ユネスコ世界遺産5」(1997年)では「サイト・グンバド・モスク」、UNESCOのサイトでは「ジャー・ガンバ・モスク」と書かれている。

名前の意味は「60のドームを持つモスク」らしいのだが、実際には図のようにドームが7×11に並んでいるので77個、四隅の塔のドームも含めると81個ある。(中央列の四角いのはドームとは言わないのかな?)

そんな、ずらっと並んだドームをポップアップカードでどう表そうか。

せめて建物の半分を作れば、それっぽく表現できるだろうと思い、半分くらいを作ることにする。7列の半分が3.5なので4列まで作ってみよう。

最初は、前回作ったノイ・ゴンブズ・モスクと同じような作りにしようかと思ったが、一つ一つのドームが小さいので同じ方法ではちょっとキツい。

そこで、こんな方法にした。

屋根の高さは中央が盛り上がっているので、ドーム部分は1列ごとにまとめて作り、写真のように立体的にする。ドームひとつひとつの丸さまでこの方法で作るのは無理そうなので、別パーツを接着して丸さを表現することにした。

また、別パーツがない状態でこれを折ろうとすると、細いところが多過ぎてうまく畳めない。これを補強する意味でも、別パーツが必要だと考えてこの方法にした。

ドームを一つ一つ貼るなんてことはやりたくないので、1列ごと連結してパーツを切り抜いた。木工用ボンドを付けてちまちまと貼っていく。

左右の塔は開いた時に起き上がるよう、裏側に別パーツを貼りつけ、頂点のドーム・地面・本体の屋根の3箇所で接着するようにした。

全部のパーツを貼り終えたのがこちら。今回はこれで「ドームです」と言い張る。

別パーツを貼ったカードは、裏から光を当てた写真は撮らないことも多いのだけれど、今回のは白い状態より光を当てた方が見栄えがすると思う。

カバーの紙を裏から貼り、開閉を確かめる。貼り付けたパーツが補強となって、思ったよりもうまく開閉してくれた。

というわけで、最後は開閉の様子を動画でご覧下さい。

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