女鳥羽川の絵地図

先日、まつもと市民芸術館に於て「女鳥羽川シンポジウム~これからの水辺をデザインする」が開催されたので参加した。

松本市街地を流れている女鳥羽川。その流れを国土地理院地図に描き込んでみた。
三才山(みさやま)峠から流れる本沢、武石(たけし)峠を源にする中の沢、袴越山(はかまごしやま)から流れる舟ヶ沢が合流して西に向かい、途中で南に向きを変えて松本市街を下っていく。
その後松本城の東南あたりで西に向きを変え、田川に合流する。

今回のシンポジウムは、松本都市デザイン学習会の主催。
前半は「東京水辺散歩」を手掛けた山本敦子さんの講演、後半はパネルディスカッションだった。

デザイン学習会では、2023年に「はじめての女鳥羽川 遡上俯瞰川MAP」を作成した。

次の写真はその一部分を写したものだが,川の流れに沿って両岸の様子、道路と橋が絵地図に描かれている。また寺社などの位置や、河辺の動植物なども描かれ,自然と歴史を味わいながら河辺の散策に使えるようになっている。

しかも今回のシンポジウムでは,参加者はこの地図を頂けるというのだ。それが出席を決めた一番の理由なんだけど。

川MAPは5部構成で,下流からMap1~4と分けて地図のように分割して作成された。Map5は全体図だ。Map1から3は縮尺が1/1000、Map4は1/6400の縮尺になっている。

会場外の壁面に,地図をつないで掲示してあった。Map1から3は同じ縮尺なのでつながるようになっている。ただし、両面印刷なので地図をつなげるには2部必要だが。

良いものを頂いたので,春になったらこの地図を持って川沿いをサイクリングしようと思っている。

まちづくり

Posted by Sakyo K.