松本城の桜
ここは松本城。
3月末までは700円だった観覧料が今年度から値上がりして、紙チケット1300円、電子チケット1200円となった。
松本市は、埋め立てられて宅地となっていた南・西外堀の復元工事などをするので、資金も必要なのだろう。新たに掘り直したものが文化財として認められるのか私には分からないが。

電子決済へ誘導するために、電子チケットを紙チケットより100円安くしたそうだ。
なお電子チケットの場合、旧開智学校・松本市博物館・松本市美術館との共通券も販売されていて、松本城と他の施設ひとつの組み合わせは1,500~1,700円、4館共通だと2,600円だそうだ。(オンライン販売のみ)
値上げしてまだ2週間だが、この日の松本城本丸の入館待ち時間は30分だった。値上げの影響はあまりないのかな? 私は以前本丸に入ったこともあるし待つのが嫌いなので、パス。
横に看板があった。夜桜会というイベントで、4月13日まで(既に終了した)本丸庭園を夜間開放するという。こちらに入ることにして、時間まで女鳥羽川の散策をした。

***
散歩を終えて、再び松本城へ来た。
庭園の入口、黒門の内側にある桜。
まだ明るいので、暗くなるのをのんびり待とう。

園内を一周したが、まだそれほど暗くならないので、一度外へ出た。
天主の南西にある内堀は浚渫工事をしていた。この工事は2026年3月まで行なうそうだ。

写真を見ると、けっこう厚く泥がたまっていたみたいだ。
近年はこういうふうに工事の状況を説明してくれることが多くなってきて、個人的にはうれしい。更に文章が添えられるともっと喜ぶ。

薄暗くなってきたので、再び庭園内へ。
まだ空は明るいが、桜に照明が当たっているのが分かる。

だいぶ暗くなってきたので、桜を照らす光が目立ってきた。

空も暗くなり、月が見える。

あたりもすっかり暗くなった。本丸も浮き上がって見える。

昼間見ると松本城って黒いイメージなんだけど、案外白い面も多いのだな。

庭園内を2〜3周しただろうか、ずっと歩いていたのでそろそろ足が限界。これで帰ることにする。
東側の太鼓門から出た。

最後の写真は、道路沿いから外堀を撮影したもの。
水面に桜と照明が映っている。二の丸裏門橋の上で多くの人たちが桜を眺めていた。

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