仙洞御所見学

2021-03-21

仙洞(せんとう)御所とは、退位した天皇(上皇・法皇)の御所です。もともと場所は一定していなかったのですが、寛永7年(1630),後水尾上皇の御所として完成した後は現在の場所が仙洞御所として定まりました。三度火災に遭いましたが、同じ場所で再建されています。
しかし、嘉永7年(1854)の火災ので焼失した後は、当時上皇がいなかったこともあり再建されませんでした。そんなわけで、建物は残っていないのですが,庭園を公開しているのです。

事前申し込みのほか、当日申し込みもできます。(18歳以上限定。人数制限あり=時間指定の整理券配付。免許証などで身分確認が必要です)
7月、当日受付で見学できたので行ってきました。ガイドツアーでした。

仙洞御所と隣接して大宮御所があります。大宮御所は皇太后の御所のことです。建物はありますが,入れないので外観だけです。

こちらは大宮御所になります。


御車寄です。


ぐるっと回って大宮御所の南側に来ました。御常御殿(おつねごてん)です。大正時代に内部を洋風に改め,周りもガラス戸になっています。


現在は天皇皇后両陛下・皇太子同妃寮殿下の京都での宿舎として使われています。また、国賓の宿泊にも利用されてきました。


ここからは仙洞御所の庭園になります。
これは「又新亭」という茶室です。明治17年に近衛家から献上されたそうです。


仙洞御所には大きな池が二つあります。見学コースは二つの池を時計回りで回ります。
まず北池の周りから歩きます。


この石橋「六枚橋」の右側は「阿古瀬淵」(あこせがふち)というそうです。(歩いてきたほうを振り返って撮影。)


木の橋の方は「紅葉橋」という名前。


ちらは南池になります。池の西側は石が敷き詰められています。


南池に架かる橋の名前は「八ッ橋」です。


庭園の南に位置するのが「醒花亭」(せいかてい)という茶亭です。

見学コースはここから南池の西に沿って北へ向かい,「又新亭」のところで来た道と合流します。
おおよそ1時間のコースでした。