ポップアップカード(鹿児島県の建築)
1月もすでに半ばを過ぎてしまいましたが、やっと今年初のサイト更新ができました。今後ともよろしくお願いいたします。
さて、今年のスタートは日本の近代建築のポップアップカードからです。
今回は鹿児島県から選びました。
写真は、旧鹿児島測候所です。以前作ったポップアップカードに旧鹿児島県立図書館がありますが、設計者が同じ岩下松雄でして、コーナー部分に曲面を取り入れたデザインが共通しています。
建物は戦後に鹿児島地方気象台と名を改めて運用されていましたが、1994年に気象台が移転した後、解体されました。跡地には税務署が建てられたのですが(2001年完成)、建物の外観は気象台のイメージを生かしたものに設計されています。
2枚目の写真は、旧第百四十七銀行本店です。現在は鹿児島銀行本店の別館として使われています。
こちらの写真は、旧集成館機械工場です。現在は博物館・尚古集成館として活用されています。この建物は年号でいうと明治以前、慶応の建築です。横長の建物の全体をカードにすると高さがとても低くなるので、折りにくくなってしまいます。ちょっと型紙公開には向かないタイプです。
型紙は、旧鹿児島測候所のものを公開しています。
今日1月17日で、阪神・淡路大震災から21年になります。
【追記】
2016.05.22 旧鹿児島測候所の型紙は公開終了です。
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