ポップアップカード(兵庫県の建築)

2021-03-21

ポップアップカードを更新しました。
今回は、阪神淡路大震災で被災し、解体されてしまった建築から選びました。

上の写真は、旧神戸阪急ビル東館です。「阪急三宮駅」や「阪急会館」と呼ばれる場合もあります。ビルを線路が貫通しているデザインで神戸のシンボル的な建築のひとつでした。鉄道の早期復旧のため2月に解体されました。

2枚目の写真は、旧内田汽船本社(旧内田ビル)です。内田汽船は内田信也の創業した会社で、第1次大戦の影響で業績を伸ばしました。そのため内田は「船成金」と呼ばれましたが、数年で事業を売却したようです。その後彼は政治家になっています。
建物の方は、途中の経緯が分かりませんがオフィスビルとして使われており、震災時には「大興ビル」と呼ばれていました。
型紙は旧神戸阪急ビル東館の方を公開しました。

【追記】
2016.06.04 旧神戸阪急ビル東館の型紙を公開終了としました。