飾り枠付きのポップアップカード(試作版)

2022-12-10

特定のモデルのない、教会のポップアップカードを作成しました。
10月も後半となり、時期的にはクリスマス関連がいいかと思い、クリスマスカードのところに入れてあります。

今回はちょっとやり方を変えて、飾り枠をつけてみました。

紙の角に穴開けをする道具があるのを見つけまして、試してみようと買ったのですよ。(これは、呉竹の「キュアパンチ コーナー」という製品です。)

このパンチを使うと、こんな感じに紙の角に穴を開けることができます。

四隅にパンチで穴をあけ、そこに写真等を差し込んで飾るのです。
模様は数種類あります。

パンチがなくても、カッターで模様を切り抜けばできます。直線だけのデザインにすれば切るのも楽です。

なんにしろ今回初めて使うので、どんな手順でやればいいか考えながら作ってみました。今後やり方を改良する場合もあると思いますので、そんなつもりでご覧下さい。

まずは、いつもの方法でポップアップカードを作りました。

カバーは2枚。
枠の太さがそれほどないので、いつものように最後に切りそろえると、枠のバランスがとれなくなりそうです。

ケント紙より一回り大きい紙をカバーに使ってもいいのですが、封筒に入れることを想定して、仕上がり寸法をケント紙と同じA6に収めることにしました。(折った状態での大きさ)

そこで、A5サイズの色画用紙をカバーに使うことに。
ちょっとクリスマスっぽく、赤と緑にしてみました。

二枚重ねて貼り合わせて開閉するので、ぴったり同じ大きさだと、内側の紙が微妙にはみ出すことになります。そこで、2枚を折って重ねて切りそろえることにしました。
(※外側の紙だけ数mm大きくしておいて、あとで切り揃えた方が良さそうな…。)

内側の紙に、パンチで穴をあけます。

ケント紙もA5サイズなので、このままでは差し込めません。そこで、ケント紙の周囲を切り落とします。このパンチだと枠の太さは2mmくらいなので、3辺をそれぞれ2.5mmくらい切り落としました。

差し込んでみたところ。

裏からみるとこんな感じです。外側にもう1枚貼るので、ケント紙は隠れます。

全部一色だとちょっと寂しいので、外側のカバーの色が内側からも見えるように、教会部分を切り抜きました。

切り抜いてから再び差込み。今度は、教会部分は赤い紙は見えません。

カードは開閉をするので、差し込んだだけでは不安です。のり付けをします。

次に外側の紙を接着します。最初に大きさを合わせてあるのでぴったりいくはずですが。

やっぱり微妙にずれたりして…。
やはり最初に画用紙の大きさを揃えない方がいいのかな。
仕方がないので、揃わなかった部分は、できるだけ最小の幅で切り落として揃えました。

これで完成です。

今回初めてこの方法を試したので、何回か作りながら改善していければと思っています。

教会の型紙は、ダウンロード可能です。
型紙自体は、枠のことは考慮してありませんので、今まで通りに使えます。

クリスマスカードのページはこちら(ダウンロード可能)

【追記】(2022.12.10)
この教会の型紙ダウンロードは終了しました。

【関連記事】
飾り枠付きのポップアップカード(改良版)」(2019.11.26)