RX100復活

故障した初代RX100の修理をソニーに依頼した。
先日修理が完了したので、その経過を記録しておく。

写真は、返ってきたRX100と、交換したパーツ。

ソニーのサイトに修理の手順が書いてあった。持ち運びが可能な小型製品は、宅配業者が回収にきてくれる。修理代金の他に輸送料が必要になる。

修理料金の目安もソニーのサイトに掲載されている。RX100とRX100M2、RX100M3は、定額修理で16,500円と書かれていた。

ネット上で申し込みをすると、2日後に宅配業者が回収に来てくれた。(日付とおおまかな時間はこちらで指定できる。)
箱も用意してくれているので、カメラを渡すだけで済む。
修理する時にチェックしやすいかと思って、バッテリーとSDカード(データが入っていないもの)を入れたままにしておいたけど、ない方が向こうは楽なのかもしれない。
業者さんは付属品も確認して梱包してくれた。
これが金曜日のことだった。

火曜日、ソニーからメールで連絡があった。
・フレキシブル基盤不具合のため交換
・前キャビとインナーキャビ交換(コントロールリング・モードスイッチ回転ムラのため)
とのこと。
ただし、前キャビに貼られているグリップは貼り替えできないので、そのまま返却するとあった。

「前キャビ」って何かと思ったが、グリップが貼られているとあるので、前面外装部分のことだな。前キャビネットの略か。

ここで修理に同意すれば、そのまま修理となる。
費用は17,820円(送料とも)。
修理を希望しない場合は、送料の1,320円のみ自己負担で、未修理で返却される。

当然「修理をお願いします」とメールを返送した。

その日のうちにソニーから、修理に取り掛かるというメールが来た。
・修理期間は1週間程度(延びる場合は再度連絡する)
・代金は代金引き換えで宅配業者に支払う

そして同じ週の金曜日。
修理されたカメラが届いた。カメラを送ってからちょうど1週間だ。
交換したパーツは、全てを送り返されるわけではなく、検証のため回収するものもあるということだ。私の場合はグリップの付いている外装部品だけ返却された。

では、グリップを剥がして貼り替えるとしよう。

竹べら(割りばしを削った自作の品。ポップアップカードを折るときによく使っている)を差し込んで、グリップをゆっくり剥がした。
両面テープはもう使えないので、きれいに除去する。

そして市販の両面テープで接着する。粘着力が強力タイプのものを選んだ。

両面テープを裏側に貼り付けて、はみ出した部分を切り取る。

グリップを本体に貼り付けて、作業完了。

これでまたきちんと使えるようになった。しばらく使ってみたが、グリップがぐらつく様子もなく大丈夫そうだ。

カメラには、クリーニングクロスが添付されていた。カメラ本体・液晶部分用であって、レンズ用ではない。

今回の修理は、ネット上で申し込みができ、梱包と料金回収も宅配業者さんがやってくれたので、とても楽だった。
新品を買わずに済んだし、気に入っているカメラが今後も使えるので幸せである。
RX100シリーズは現在m7まで出ているが、やっぱり一番軽い初代がいいのだ。


写真・カメラ

Posted by Sakyo K.