旧更埴市庁舎(2)
(前回のつづき)
私は西側から議場に入り、東側から出た。
この写真は、議場を出て東階段に来たところ。写真の奥が南側。
南側は階段4段分だけ上がって、小さな空間があった。
ここがその空間。
奥のドアは傍聴席に繋がるドアらしい。ベンチがあるので、傍聴者が休憩するホールなのだろう。
【追記】(2023.03.14)
竣工時のパンフレットの図面には「入口ロビー」と書かれていた。
窓側にはオブジェのようなものが設置されている。
これは坂上政克(1915-1982)の壁面彫刻だという。
私は撮影しないでしまったが、坂上の彫刻は1階の東階段ホールにも設置されているそうだ。
階段から屋上に出た。
手前の斜め屋根部分が東階段と繋がっている出入り口。奥の塔のある部分は、西階段と繋がっている。
屋上から下り、東ブロック3階へ。市長室と副市長室。
2階に下りて中央ブロック部分を歩いていくと、北庁舎へ行く連絡通路があった。
連絡通路の脇の窓から、北側を向いて撮影。
右側手前の壁面が連絡通路で、その奥の3階建ての部分が1977年に建設された北庁舎。
左側の2階部分が、1966年建設の厚生施設だったところのはず。
北庁舎の3階は講堂として使われていた。
2階に下りて、都市計画課や上下水道課などがあった部屋。入り口に段差があったんだけど、あとで配線工事か何かをして床を底上げしたんでしょうか。
そこから西側にある2階建て部分へ渡る。ここは彫刻的な雰囲気。
和室があった。
正直言って歩き疲れてきたので、ちょっと撮影が投げやりになってきた。
再び東側に戻る。2枚上の写真の通路の裏側の壁面。
見学時間も終わるようなので、外に出た。北庁舎の西側の出入り口。ここの形はおもしろい。
北庁舎東側の建設については、まだ資料を全然見ていない。
ウェブで図書館の資料を検索すると、「更埴市政二十年誌」(1979)という本があったので、また確認してみよう。他に「更埴市庁舎」(1966)という本もあり、出版年から竣工記念の本なのではないかと想像している。こちらも見てみたい。
【追記】(2023.03.14)
図書館で確認した結果、「更埴市庁舎」というのは書籍ではなく竣工後に発行された8ページのパンフレットだった。設計図と写真、解説が掲載されている。
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