ポップアップカード:徳島県の建物
今年になってから全くメインサイトの更新ができていなかったが、やっと更新することができた。
徳島県の建築をモデルにしてポップアップカードを作成した。
4種類のポップアップカードを掲載したが、いつものように1つだけ型紙公開をしている。
最初の写真は、旧池田専売局のポップアップカードだ。
この建物は1968年に解体され現存しないのだが、池田町誌などに掲載されている写真を参考にして作成した。
今回は、このポップアップカードの型紙を公開したので、よろしかったらご覧下さい。
当サイトは、当初は明治から昭和20年までの建築をモデルとしてポップアップカードを製作していた。
サイトを始めてから20年以上が経ったので、戦後の建築も登録有形文化材に登録されるようになったし、私自身も戦後の建物にも興味が広がってきた。
そこで、二つ目のカードは戦後建築の旧四国銀行辻支店を選んだ。三好市にある建物だ。
これは1959年に建てられた銀行だ。
現在は緑茶販売の店舗・事務所として使われており、2023年に登録有形文化財に登録された。
三つ目のカードは、美馬郡つるぎ町にある旧北村医院診療所である。
北室医院の歴史は1868年に始まるという。この建物は1921年に建てられ、2019年まで医院として使われていたそうだ。
閉院後、所有者が建物を補修し、竣工当時の外観に戻して2020年から資料館として公開するようになった。同年、登録有形文化財に登録されている。
最後のカードは、現存しないが旧三好郡公会堂である。1913年に建てられ、郡制廃止後は池田町公会堂と名称変更された。
戦後は中学校の校舎として使われたそうだ。解体年を調べられなかったのだがおそらく1960年代後半まで使われたのではないかと想像している。
現存しない建物をモデルにしているカードが二つあるが、どちらも旧池田町にあった建物だ。現在は三好市となっている。
この二つについては、後ほど改めて記事を書く予定である。
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