フィンランドの建築のポップアップカード(外交関係樹立100周年)

2019年は、日本とフィンランドの外交関係樹立100周年なのだそうです。ならばフィンランドの建物をポップアップカードにしよう、と製作しました。
フィンランドの世界遺産も調べてはいたのですが、最近は世界遺産にこだわるのをやめたので、ポルヴォーの建物から2点選びました。
ポルヴォーはフィンランドの南海岸にあり、ヘルシンキからおよそ50km東に位置する都市です。歴史上、14世紀の記録に町の名前が出てくるそうです。

1点目はポルヴォー大聖堂。

大聖堂はポルヴォーの中心的な建物の一つですが、1414~18年にかけて現在の石造教会の形ができあがったようです。ただ、その後何回も火災が起こっているようで(1508年、1571年、1590年、1708年の4回、デンマーク軍やロシア軍によるものだそうです)修復をされて使われてきた建物です。

ところが画像検索をしていくと、現代の写真で屋根がないものがいくつか見られます。
どうしたのかといろいろ記事を見ていくと、2006年にも火災で外壁や屋根が焼失しており、その原因がどうも放火だということで、悲しいものがあります。
2008年に修復が完了したとのことです。

二点目は、同じくポルヴォーの旧市庁舎です。こちらは現在は美術館として使われていますが、建物は1764年に完成したものだそうです。

フィンランドは12世紀半ばからスウェーデンの統治下にあったのですが、1808年から09年のスウェーデンとロシアの戦争の結果、ロシアの統治下に入ります。ロシア統治下のもとでフィンランド大公国が建国されるのですが、その建国のためにポルヴォー議会が招集され、この市庁舎も会場の一つとなりました。
そういった場所であることで、歴史上な意義ある建物とされているようです。

私自身はフィンランドの歴史についてほとんど分かっていなかったので、今回「物語フィンランドの歴史」(石野裕子著 中公新書 2017年)などを読んで、にわか勉強をしたところです。

ロシアの統治下にあったフィンランドが、1917年(ロシア革命の年)12月に独立宣言を出しました。日本がフィンランドを国家として承認したのが1919年の5月。
それで今年の5月に外交関係樹立100周年が話題になったわけです。実際に外交関係を樹立したのは9月だということなので、またいろいろイベントがあるのだろうと思います。

100周年のサイトも開設されているので、リンクを張っておきます。
日本-フィンランド外交関係樹立100周年

5月中にポップアップカードを作ろうと思ったのに、なかなか進まず6月後半になってしまいました。
ポルヴォー大聖堂の型紙を公開しましたので、よろしかったらお使いください。パスワードはいつも通り、メールで配信をしています。

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