旧志賀小学校保存活用
また佐久市にある旧志賀小学校の話だ。
私は今年の5月にも訪問していたのだが、特に新しい情報を得たわけではなかったのでブログに書かないでいた。
校地の南側は付近の道路工事か何かの工事事務所になっており、重機や資材が置かれている。
校舎を解体しているわけではない。
ブログを書こうと思ったのは、2024年9月18日の信濃毎日新聞で記事を見たからだ。
新聞の記事は、来年公開予定の映画「ハオト」の丈監督が佐久市役所を訪問して映画のPRをしたというものだった。
この映画では旧志賀小学校や旧大沢小学校が撮影場所として使われたという。撮影は2023年に行われたのだが、撮影をきっかけとして同年7月、地元で保存活用の会が結成されたのだという。
会の名称は「旧志賀小学校保存活用有志の会」で、住民17名が会員となったようだ。
まだ具体的なことは分からないが、秋には住民向けに見学会を予定しているとあった。
会のウェブサイトは準備されていないようなので連絡もできないが、できれば見学会に参加したいと思っている。
ただ、その告知が回覧板など地域内の連絡だけだったら私は気付くこともできないだろう。
「広報佐久」はネットで閲覧できるので、そこに掲載してくれないかな。
現時点では私はこれ以上のことを知らないので、後は5月に撮影した写真を掲載しておこう。
草が伸びてはいるが、毎年手入れはしているようなので大丈夫だろう。
こちらは1924年に建てられた北校舎。
この写真は北校舎の東側の壁を撮影したものだ。傷みが進んでいるようだ。
1901年築の南校舎の玄関。
南校舎の北面。
こちらは、北校舎の北面。
北側の道路から、北校舎を撮影した。
保存活用有志の会の今後の活動に期待する。
【追記】(2024-11-07)
11月4日に、校舎見学と掃除を体験する催しがあったそうだ。(信濃毎日新聞11月5日記事)
昨年の10月に引き続き2回目の催しとのことなので、今後も継続して開催されるのだろうと期待している。
【関連記事】
「桜咲く旧志賀小学校」(2023-04-14)
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