ポップアップカード:リューベックの建築(2)

前回、ブログでリューベックのことを書いたのは7月だった。11月になってやっと続きを書くことができた。仕事を進めるのが遅くて我ながら嫌になる。
やっとメインサイトを更新したので、前回書いた塩倉庫以外のポップアップカードを掲載する。

こちらはホルステン門
それぞれ解説はメインサイトの方に書いたので、ブログでは写真だけにする。

リューベックでは、代表的な教会として5つの教会の名前が挙げられるが、その中から聖マリエン教会

こちらは聖ヤコビ教会。左右が空いてしまうので、木を配置した。

ポップアップカードを作る際に、リューベックの代表的な歴史的建造物(の一部)をピックアップして地図を作成した。他にも作りたい建物が多いが、今回は4つしか作れなかった。

リューベックのことを調べていたら、素敵な絵本があったので紹介する。

「図解リューベック ハンザ都市の文化史入門」(ハインツ=ヨアヒム・ドレーガー著・中島大輔訳/朝日出版社/2022)。
表紙のタイトルの下にあるイラストが塩倉庫なので、自作の塩倉庫のポップアップカードと並べて撮影した。

リューベックの歴史や建築、文化を絵と解説で表現している。1230年に建設が始まり19世紀に撤去された市壁。教会や市庁舎が時代ごとにどう変わっていったか。それぞれの建物の様式や特徴など。短い文章だが、歴史的なことをうまく押さえていて面白い。

著者のハインツ=ヨアヒム・ドレーガー氏は、2017年に83歳で亡くなったとのこと。
美術とドイツ語の教師を30年以上勤め、1997年に画家・作家として独立した方だ。
原書の「Lübeck anschaulich」は2003年初版で、2015年に絵や文を改めた改訂版として出したものだそうだ。

さて、型紙ダウンロードですが、今回はホルステン門の型紙を公開したので、よろしかったらご覧下さい。