サイト運営24周年記念
６月10日は、24年前に当サイトを初めて開設した日である。
今思えば恥ずかしいレベルの作品も公開していたような気もするが、それでもここまで続いてきた。
ポップアップカードの公開を始めたのは2002年のことだが、今までに日本の近代建築のポップアップカード480点、世界の建物110点、グリーティングカード29点を掲載した。（無料ダウンロード可能だった型紙は合計320点。）
写真は、ポップアップカード公開第１号だった日本銀行旧本館。23年前だよ…。
訪問者数が少ないサイトではあるが、型紙のパスワードのリクエストに添えられた温かいコメントに励まされてここまで続けてこられたことに感謝申し上げます。
最近のサイトの訪問者を見ると、日本からのアクセスが85％で、残りは海外からです。中には更新する度にパスワードをリクエストしてくださるお得意様もいらっしゃり、ありがたいことです。
まだまだ世界の建築のポップアップカードは少ないので今後も充実させていきたいと思います。
さて、24周年記念ということでプレゼント企画を計画しました。
こちらに応募フォームがあります。
自分で作りたいという方は、どんどん型紙を使って自分で制作すれば良いのですが、制作するのは気が進まない・難しいという方もいらっしゃるでしょう。
なので、サイトに掲載したポップアップカードの実物を５種類選び、それぞれ１名・合計５名の方に郵送でお届けしようという企画です。
プレゼントに選んだ一つ、旧丸ノ内ビルヂング。この窓を自分で切りたいと思う人はあまりいないですよね？
初めてやるので申し込みがあるかどうかも分かりませんが、とりあえず実験的にやってみて好評であれば今後の継続も考えていこうと思います。
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この記事では、応募条件などで悩んだことをメモしておこう。
まずは個人情報の扱い。
応募時に郵送先（住所・氏名・郵便番号）の情報をあらかじめ送っていただく方が、その後の手続きが順調に進むことは分かっている。
しかし近年は個人情報を送ることにためらいを感じる方も多いだろう。私もそうだ。
何より、私の目的は個人情報収集ではないのだ。プレゼントを送らない方まで住所を収集するのは避けたいと思う。
だからお名前と住所は都道府県名のみで申し込みを受け付ける。当選者だけに当選メールを送ってそこで初めて送り先を教えてもらうという形にしてみた。
郵送の作業と金額（費用は私の負担なので）を考えて送り先は日本国内に限定した。申し訳ないが、海外にお住いの方は対象外であることをお詫びする。私自身、海外に送るとしたらどのくらい対応できるか自信がないのだ。
これは今後の課題として考えたい。
今回、都道府県名のみ記入する形にしたのは、申し込み時に個人情報がまったくないと国内か海外か分からないからだ。普段のパスワードリクエストも、日本語ページを自動翻訳で見て記入し、送信してくる方はいらっしゃるので、今回はこのような形にした。
当選の決め方は抽選ではなく、コメントを読んでの選考ということにした。申し込みは一人一回に限らせていただき、複数申し込みが判明した場合は選考対象から外すことになる。
受け取ったカードの利用については、あくまでも個人利用の範囲に限定した。友人に送ることは構わないが、他人に販売するのは禁止である。それを御理解いただく方を優先して選考できるといいなと思う。現実的にどこまでできるか分からないが、コメントの文章から推測して真面目に考えてくださる方を選びたい。
…などと、いろいろ悩みながら、とりあえずサイトに応募フォームをアップしました。
うまくいかないところも出てくると思うので、今後の課題にします。
本当に、応募がどれくらい来るのか見当がつきません。不安です。
最近作った旧金沢偕行社もプレゼントに加えました。
というわけで、（応募できるのは日本在住者に限りますが）皆様のご応募をお待ちしています。
それにしても、冒頭にポップアップカードの制作枚数を書いたが、計算してみたら１年当たり25点くらいしか作っていないことが分かった。案外少ないなあ。
今のペースでは世界各国のポップアップカードを作る前に、私の人生の方が終わってしまう。
少しペースを上げないといけないのだな。